It's a small war

きみと僕とのあいだに起こる とるにたらない 小さな諍い

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ありがとうございます

ななつです、こんにちは。

このところ、人形のセルフメイクに関する記事を更新中なのですが、その間
「自分もセルフメイクやってます」な方々から、いろいろメッセージをいただいています。

メッセージの内容は、みなさんのドールメイクに関する哲学&テクニックであったり、
ズッコケ失敗体験談から敗北宣言までバラエティ豊かなのですが、正直、
私一人だけで読むのはもったいないなと思う内容。

というか、ほんとにもったいない。
これセルフメイクに興味ある人や挑戦中の人は、読んだらなかなか楽しめる
のではないかと思う。

そんなわけで一部記事にさせていただきたいのですが、非公開前提でいただいてる
メッセージなので、差出人の方のお名前は分からないようしておきます。
あ~そういえばこんなこと書いたなあ、と、ご本人だけコッソリほくそ笑んで
いただければ幸いです。拍手返信がわりということで!



●ドールメイクのテクニックと哲学編

「私は人形本体の左目側が描きやすいです。まつげも眉毛も、だいたい成功するのは
左側。なので右目から描いて、左はそれに合わせて調節っぽいことをしてます」


苦手なほうに合わせて得意なほうを調整する・・・なんとオトナのテクニックですね!
食べ物でもまず好物から真っ先に平らげる自分がメイクに苦労する理由が少し・・・
分かった気がするんだ。
煮詰まっちゃったときの状況打開にぜひ使ってみたい方法です。今度ためしてみます!


「BFの下睫毛はハンドフリー集中線じゃないからごまかしがきかない。
シャオさんの筆の運びは機械的で計算されている感じがします。
日本画の植物の線に似てると思う。シュ、シュ、シュ、って早く手を運ばないと
出せない線ですよ」


そう、私もシャオさんのまつげは勢いがあり、かつ迷いがない状態で引かれた線
だと思う! 非常に「工芸的」といおうか。
それとBFのメイクは引き算のメイクで、多色を塗り重ねていく油彩なんかとは対極、
余白を計算した日本画と共通点が多い気がする。植物の線、なるほど!!


「下まつげは、ヘッドと顔を向かい合わせて、下のアイラインから頬に向けて
引く方法と、ヘッドを上下逆に持ち、下のアイラインから頬に向けて、ぴっ、と
筆を払う方法があるようです」


わああ、後者の方法、全然知らなかったです! というか、その発想がなかった
勉強になるぅぅぅぅぅううブログやってて本当に良かった。
ちなみに私はずーっと前者でやっております・・・ヘッドと自分の顔を向かい合わせるとき、
ヘッドのアイホールが自分に対して上目遣いになる角度で固定すると描きやすい
(筆が払いやすい)ような、気が、するだけです・・・


「上手くメイクできなくても、使ってる道具とメイク行程が同じなら
BFメイクの質感には近づけそうに思うのだけど、どうでしょうか…」


ど、どうなんでしょうか?!(笑)
とか言いつつ、エステベベのオーダーページにある絵の具とパレットの写真を見て、
「な~るほど、筆はこのくらいの太さか・・・そしてメイン絵の具のカラーはこれか・・・
これとこれを混ぜるとこんな色に・・・フフ・・・」とハイエナのように情報を拾い
集めている私
のことはナイショである

「デザインやレイアウトの世界では「こうきたらこう」的なバランスのお約束=黄金律
なるものが存在していて、それに沿って進めていくと無難だけど無個性なテンプレ的な
作品にしかならない。
そこにほんの少しだけ、ズレというか隙を作ることで、作者の味や個性が出るんだと
思います。
デザインの黄金律は熟練を積めば誰にでも身に付くものだけど、その辺の味噌加減は
本人が培ってきた全ての集大成的な感覚だからなぁ。
その人、本来の旨味です。」


これ、ちょっと前の福助の話にもらったレスなのです。
郷土人形の作家さんに、人形の顔を可愛らしく描くコツを尋ねたら、

「目でも眉でも、あるべきところから、ほんの少し、わからないくらい少しだけ
ずらして描くときがあります」


という答えをもらいました、という話を拍手のレスに書いたのです。
それを読んだぜんぜん別の人が横レスで(笑)感想をくれたのが↑のコメント。


私は違いますが、美大出身の友人が入学当初、気が狂うほどに基礎を反復練習
させられるのに辟易していたことを思い出しました。美大の人ってのは
将来その世界でごはんを食べていくことを前提にした教育を受けているので、
テンプレをいかに早く正確にアウトプットできるか、ということも重要なん
でしょうね。土台がしっかりしてると、プロとしての「遊び」の幅も広がると
いうか、ヒラメキを形にする力になるんでしょうし。

それでいくと限りなく「趣味でやってる」人の多いドールメイクの世界では
まったく素養のない人が、練習とか反復をこなして、イチから基礎を自分のものに
するのはなかなか難しい。
追い立てる締め切りもないし、納品する相手もいないし。

で、史学科出身・素養ほぼゼロの自分は、今回あえて死ぬほど反復を繰り返して
みてるのですが、「ドールメイクにまぐれとヘタウマは無い」のを痛感しています。
この壁を破って、いつかは自分本来の旨味なんてものを感じることができる日が
来るのだろうか。遠いなあ。エステベベやっすいなあ!!





●ドールメイクの苦労話編



「回数をこなせばうまくいくようになるはず!!と信じてこちらもやってます。
偶に退化していて泣きたくなるときもありますが。」


メイクってたいがい独りぼっちでこもりきりでやるので、人形の顔を見すぎて
目がおかしくなるというか、これでOKなのか全然ダメなのか、進歩してるのか
ヘタになってるのかわからなくなることがありませんか? 
私の場合、夜に描いた眉毛を朝見て「なんじゃこりゃ!!」となるようなことが
非常に多いです。人形の顔とラブレターは昼間にかくべしです。よくわかんないけど。


「私もセルフメイクの子がいるのですが、細かい睫がかけなくて
ぶっといまつげの子になっています。」


えーっとそんなときは、「こ、これは目力を出すためにわざとやってるん
だからね!」
もしくは、片方だけ消して「時計仕掛けのオレンジ!」でゴマカすと
いうのはいかがでしょうか! 私はそうしています!(そうだったの?


「私の場合、筆描きになるとそれまでパステル重ねてきたのに一挙にぐじゃぐじゃで。」

ええっ、パステル→筆描きという順番もアリなんですか?! と本来ソコじゃない
ところにスゴク注目してしまってすみません・・・
自分の場合は・・・と思うと唯一唇だけ、ベースの色をパステルではたいてから筆描きに
入ってます。でも考えてみれば、眉毛のアタリなんかはパステルでさっとつけておくと
本描きで失敗しないかもしれませんよね
。おおっナイスアイデア!(?)次はそんなふうに
やってみます!


「TFのマツゲって特に角度と筆使いが神業ですよね。
うまく描きたいよ~と、同じくニャオってます(笑)」


な、なんとあなたのところにもニャオさんが出没していたとは!!
ニャオさんはどこにでもいる。
明け方の町に、桜木町に、こんなとこにいるはずもないのに。

「私は←や→の横方向の筆払いは大丈夫なんだけど、太く→細く する筆払いが
苦手で、そういうテクスチャーが多い唇が一番苦手です。
毎回くちびるノック1000本ですよ(笑)」


痛そうですよね、くちびる1000本ノック! カッキィーン!!完成する頃には
かなりのタラコ唇に・・・!と思ってしまいましたが、人形の場合、ノックすれば
するほど、逆に磨り減るんだよね。
そういえばうちの子、だいぶ幸の薄い唇になった気がするなぁ。

「あのまつ毛の描き方難しいです。無理です!!!」

そう言わずにそこをなんとか! 一緒にがんばろう!



●管理人へ一言編


<悪魔の囁きシリーズ>

「ななつさんしっかり…!と思ってエステベベさんちを覗きに行ったら、別次元が
そこにありました。」


本当に別次元ならいいのになー。あのような腕前の人が、同じ地球の、アジアに
住んでるかと思うと・・・
やっすいなあ! って思っちゃう。やーね、ホント。

「べべさんのメイクオーダーは待ちに待っていたので、注文してしまいました。
自分で出来れば越したことないのですが、届いた子のメイクを見て、セルフ
メイクの精進が出来ればと思っています。」


なるほど! お手本・・・お手本という考え方があったのですね!!
でも自分の場合、それをタテにあの素敵ディーラーさんのお洋服も「お手本」、
この作家さんのミニチュアも「お手本」、しまいにはBF新作限定子も「いつか
作る創作人形のお手本」と称して片っ端から買ってしまいそうです・・・
まずその性根をなんとかしなければ。

「ななつさんがオーダーしたらどんな子が生まれてくるのかな、というの
にも興味津々なのでした(笑) 」


私も興味津々です・・・(えっ
個人的には性格に問題のありそうなメイク(どんなだよ)で、シャオ男子が・・・
いや、なんでもない


「場数を踏まないと上手くならないのは分かりきっているのに、目の前に手頃値段?で
綺麗なメイクをしてくれるところがあれば、心が揺らいじゃいますよね。
将来を取るか、かわい子ちゃんを取るか。」


「か、かわい子ちゃん、かわい子ちゃんの方でお願いします!!」
そう私が叫ぶと、女神様は池の中に沈んで二度と帰ってきませんでした。
そんな二択だったらいやですね!


<共感と励ましシリーズ>

「私など、片目につきCD4枚分ほどの時間をかけておきながら、ムラムラの
ヨレヨレな無駄毛しか描けずに筆放り投げましたが、もう一回挑戦してみたく
なりました」


片目につきCD4枚分で済んでるなら、私的には光速ですよ!
だがしかし、そんな苦労の果てに失敗すると、まさに無駄毛ですよね・・・
申し訳ないと思いながら声を出して笑ってしまいました。


「わたしもやろう!やってみようという気になってきました」


おぉー嬉しい!!
実は、一緒にそう思ってくれる人がいたらいいなと思ってこの記事アップしてます。
人の作ったカワイ子ちゃんに大枚払うだけなんて、なんかシャクじゃないですか(笑)
(いやもちろん、人の作ったカワイ子ちゃんに大枚払う楽しみもあるんですけどね!)


「自分の手で自分の欲しいものを作れる人って幸せ、深い言葉だなあと思いました。」

でも不幸でも別にいいか、と思ってしまって本当にすみません・・・
僕はカリスマにはなれない、と痛感した一件でした。
でも今は反省してまた修行の道に入っているんだ。信じてくれ。

「志が高ければ高いほど技術は上達すると思うので、エステベベの誘惑に負けじと
わが道を貫いてくださいよ~」


普通に考えれば、やればやっただけ、ちょっとは上手くなるはず・・・ですよね!
上達のスピードはともかく
そう鼓舞した後で公式やエステベベさんを見に行くとスゲーガックリきますけど(笑)


「ベベさんの中の人だって、ぼくらと同じ2本腕の人間ですよ!」

違ったらどうするんだよ!!
いやいや、これ以上ない励ましをありがとうございます・・・!
なんかすごく元気がでた。


「メイクカスタムお疲れ様ですた。」

ま、まだ終わってません!(笑)



みなさん温かいメッセージをありがとうございました。
こんな形で返信してしまってすみません。私もまた遊びに行きますね! 
URL書いてくださった方、勇気をありがとう。のちほどこっそりうかがわせてくださいね~ 
BFサイト事情に超疎いガラパゴスブログ管理人なのでたいへん助かります!

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