It's a small war

きみと僕とのあいだに起こる とるにたらない 小さな諍い

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

You are the shining star

ジミー 「あー、いたいた」




08112003.jpg



ジミー 「おいルイス、あっちの部屋においてた俺のうまい棒知らねー?」

ルイス 「・・・はぁ」

ジミー 「なんだその青い溜め息は」

ルイス 「どうすれば、返事がもらえるのかなぁ・・・」

ジミー 「あぁ?」



08112004.jpg



ルイス 「せっかく勇気を出してコメントしたのになぁ」

ジミー 「なんの話だよ」

ルイス 「・・・返事がないんだよ」

ジミー 「返事?」

ルイス 「うん。憧れの人のサイトの日記に、コメント書いたんだけどね」

ジミー 「ふーん。なぁ、俺のうまい棒知らねぇ?」

ルイス 「(←聞いてない) ジミー、きみも知ってるだろ、ドール界の、あの超有名人を」

ジミー 「有名人?」

ルイス 「『慈悲ぶかき神よ見よ. この世の果てに舞い降りる一羽の鳩を.』 の、
殿下だよ」

ジミー 「はぁ?」 

ルイス 「え、まさか知らないの!? あの『慈悲ぶかき神よ見よ. この世の果てに
舞い降りる一羽の鳩を.』
だよ?!」

ジミー 「・・・俺のうまい棒どこだ?」

ルイス 「(ため息)やっぱり知らないの? あーあ、いつでも泰然自若なユー、
ジミー、キング! まったくきみは、意地でも世間の流行に乗らない男だね」

ジミー 「お前が乗っかりすぎなんだろ」

ルイス 「(ため息)そうかもしれないな・・・グスン。しょせん、僕はネットの海に
ひしめくモブの一片・・・熱狂する群集のなかの一人にすぎない・・・彼にとって」



08112005.jpg


ジミー 「彼?」

ルイス 「うん。 『慈悲ぶかき神よ見よ. この世の果てに舞い降りる一羽の鳩を.』
は今や、人気絶頂のヴィジュアル系ドールズバンドだからね。リードボーカル兼
ギターの殿下は、僕にとっては雲の上の人さ」

ジミー 「今なんつった?」

ルイス 「だから、『慈悲ぶかき神よ見よ. この世の果てに舞い降りる一羽の鳩を.』
だってば! 何度も言わせないでよ!」

ジミー 「いや、その鳩をなんとかっつーのは分かった。俺が聞きたいのは、ソレが
何なのかっつーことで」

ルイス 「ヴィジュアル系ドールズバンドだって言ってるだろ! メンバーは
もちろん全員、人形さ!」

ジミー 「ちょっと待て、なんだそのイチから破綻した設定は」

ルイス 「彼らのデビューシングル 『世界が始まった日.目覚めた子どもたちは皆.
人形だった. ~Natural Born Dolls~』 聴いたことない?」

ジミー 「あるわけねぇ」

ルイス 「それはもったいないよ! あの刹那的なギターサウンドに乗せた、破滅の
予感とともに展開するリリカルな詞の世界――!」

ジミー 「俺のうまい棒どこだ?」

ルイス 「人形である僕らの虚無感と、生命への渇望――! 切なく歌い上げる
殿下の声は、まさしく奇跡さ!   ♪青い春を閉じ込めて 腐らないボクらは 
サテンの花 綿の雪 星をかたどるスパングル~♪」



08112007.jpg


ジミー 「裏声出すな」

ルイス 「アルバム貸してあげようか?! 歌詞カード、コピってあげてもいいよ」

ジミー 「いらねぇよ」
 
ルイス 「・・・ハァ。こんなに好きなのになぁ。あぁ、一度でいいから、ナマ殿下に会って
みたい。いや、会うのは無理でも、せめてコメントの返事をもらえたらなぁ。「いつも
応援ありがとう」その一言だけでいいのに・・・そう考える僕は贅沢なの?! ねぇ?!」

ジミー 「てか、ファンが書き込むメッセージにいちいち返事書かないだろ、普通」

ルイス 「それがそうでもないんだ。殿下はすごくマメな人だから、コメントには
毎日レスしてるよ。だけど僕のコメントには無反応・・・あーあ、一体なにが悪いんだろ」

ジミー 「おまえ、ネットマナーとか礼儀とかちゃんと知ってんだろーな」

ルイス 「もちろんさ! そのへんはすごく気を使ったよ。あいさつはキチンとして、
ポジティブな感想を残すこと。自己紹介はごくカンタンに、馴れ馴れしくしすぎしない
こと。しょっぱなから顔文字なんて厳禁だよ」

ジミー 「ふむ」

ルイス 「長文も読みにくいから、なるべく簡潔にまとめるように心がけたよ」

ジミー 「で、具体的にはどんなの書いたんだ?」

ルイス 「あ、ちょうどいいや、見て意見を聞かせてよ!」



08112012.jpg



ジミー 「『世界が終わる日に旅立つ少年L 』って何だよ」

ルイス 「僕のハンドルネームだよ!」

ジミー 「旅立つの遅すぎだろ。・・・てか、問題はHNじゃねぇな」

ルイス 「じゃーなにが悪いのさ!」

ジミー 「それ以外の全部」

ルイス 「ええー」


08112009.jpg


ジミー 「この、一見ていねいぶっといて、”ご苦労様”とか妙に上から目線なのが
特にイラつくんだよなぁ」

ルイス 「そんな・・・僕、気づいてもらえてないのかと思って、この文章で何回も
投稿しちゃったよ!!」

ジミー 「100%宣伝業者だと思われてるな」




08112010.jpg



ジミー 「まぁ、返事もらったところで友達になれるワケでもねーし、いんじゃね?」

ルイス 「くっ、たしかに僕なんて、ブームと共にどこからともなく現れ、すぐに消えていく
軽薄なミーハーファンにすぎないかもしれない・・・でも、いま彼らに夢中になってる
この熱い気持ちは、本物なんだよ!」

ジミー 「ミーハーなのか本気なのかハッキリしろ」

ルイス 「そうだ、いいこと思いついた! ハンドルネーム変えれば僕だって
分からないよね?! 改名してコメント書き直せばいいんじゃない?!」

ジミー 「おまえ、そのうち荒らしに進化すんじゃねぇだろな」

ルイス 「(←聞いてない) よーし、新たな文面を考えるぞ!」

ジミー 「で、俺のうまい棒の件なんだが」

ルイス 「(←聞いてない) あ~!それにしても、今度のニューシングル 『樹脂製の
18パーツからなるボクは初めから14歳.』 もカッコいいなぁ! 
♪白いtention cordが つなぎとめる ボクという40cmの まぼろし~」

ジミー 「耳元で裏声出すな! 鳥肌たつだろ!!」


08112008.jpg



*****


久々に寸劇りました

おかたづけのことは聞かないでください・・・・・・・・・・

| ルイス&ジミー | 10:26 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。