It's a small war

きみと僕とのあいだに起こる とるにたらない 小さな諍い

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Fantasy

ルイス 「世の中には、時としてすごく不思議な出来事が起こる」



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ルイス 「だから自分の目の前でなにが起きても、僕は驚いたりしない」




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ルイス 「今まではそう思ってきたよ ぼく」




ルイス 「でも実際に、目の前にいる今のきみを見ると」


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ルイス 「そんな決心はどこかへ吹き飛んでしまった。だって、」













ルイス 「きみが、あのジミーだなんて」




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ルイス 「あー! 理解できない! ぜんぜん理解できないよ僕!」


ジミー 「・・・別におまえに理解されなくても支障ねぇけど」


ルイス 「僕は今、混乱している! 毒舌で残酷、気に入らないことがあるとすぐ僕を
足蹴にする、極悪非道のちいさなジミーが」

ジミー 「・・・・・・」

ルイス 「よりによって・・・こんなに大きくなっちゃうなんて!!!」





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ルイス 「ねぇこれはいったいどういう事?! いったい全体、何が起きたんだい?!」


ジミー 「・・・ま、世の中には、お前の貧弱なノーミソで理解できない不思議な事象があるってワケだ」

ルイス 「そんな説明で納得できるわけないでしょ! ちゃんと話してよ!」

ジミー 「ギャーギャーうるせぇな。 蜜夏月ポケットの庭師・葉ッ夏にもらった不思議な薬で、
小さなジミーが大きく変身。ま、そんなトコだ」

ルイス 「そんなファンタジー展開、僕全然ついてゆかれない! この家の今までの路線から、
かけ離れすぎだろ!」

ジミー 「そうか? そうでもねーだろ」

ルイス 「そうでもあるよ! 大ありだよ!」

ジミー 「ガタガタうるせーな、どのへんが不満なんだよ」



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ルイス 「不満?! もちろんさ! 不満だらけだよ!  
『平凡な毎日を切り裂くように、青春のわだちを駆け抜ける僕。そんな僕を時には叱咤し、
時には見守る小さなきみ。 ルイス&ワタゲムシ、凸凹コンビの珍道中・明日はどっちだ?!』
――僕らはこんな関係だったはずだろ!」

ジミー 「勝手な世界観を作るな」

ルイス 「てかこのままじゃ、むしろ僕が凹だよ! そんな屈辱耐えられない! ルイス&
ワタゲムシは、あくまで僕が凸なんだぁ!! マリオは僕だ!」

ジミー 「相変わらずワケわからんな。ってか俺をそのアダ名で呼ぶのやめろ! デカく
なっても毛質変わんなくてイラついてんだぞ! 」




ルイス 「!・・・っていうか、そもそもきみ、本当にジミーなの?!」

ジミー 「む」


ルイス 「そうだよ・・・危うくダマされるところだった! こんなことが現実に起こるわけない。 
きっときみはニセモノだ! これは僕が見ている白昼夢なんだ! そうに違いない!」

ジミー 「おまえなぁ」

ルイス 「フッ、隠してもムダだよ! 親友の僕にはわかるんだ! 本物のジミーをどこへ
やったの?! さっさと白状し」


ガッ


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ジミー 「やかましい」




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ルイス 「(一分の容赦もなく、相手のアタマにソロバンのカドを入れてくる残酷さ・・・
似ている・・・ジミーに似ている・・・)」





ルイス 「それに」



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ルイス 「(タンポポの綿毛を思わせる、フワフワの巻き毛)」






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ルイス 「(リンゴみたいな赤いホッペ)」




ルイス 「見れば見るほど、ソックリだ・・・! ねぇ、やっぱり、もしかしてきみはジミ」



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ガッ



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ジミー 「近ぇ」



ルイス 「いだだだだだ! 痛い!痛いよ! ソコ絞めたら落ちるって! ジミー!!」

ジミー 「やっと認めたか」

ルイス 「わかったよ! 僕が悪かったよ! ・・・でも、本当にあの活性剤を使って
そうなったの?ってことは、ジミー、自分からあれ飲んだの?」

ジミー 「その質問には答えたくねぇ」


ルイス 「やっぱり!・・・・・・待てよ。ジミーがあれを飲んだら、幼児からティーンエイジの
カラダになった・・・・・・ってことは」




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ルイス 「もし僕が飲んだら?」






ジミー 「おい」


ルイス 「まさか、僕も今より大人に・・・?」


ジミー 「おいって」


ルイス 「成長とともに身につけた、匂い立つフェロモン・・・セクシーでミステリアス、それでいて
優美なケモノのような、オトナの男ドール・・・!」

ジミー 「てめー俺の話聞いてんのか?」

ルイス 「あのクスリを飲めば、僕も成長するに違いない・・・その姿はきっと・・・!」










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ジミー 「カオの骨格違いすぎだろ」

ルイス 「わぁ! 僕の理想イメージ勝手に見ないでよ! ってかジミー、あのクスリどこ?!
僕にも飲まして! はやく!」

ジミー 「もうない」

ルイス 「ええっ!!」

ジミー 「したがっておまえの巨大化はムリだ」

ルイス 「酷いよ! 黙って全部独り占めするなんて! 僕だって大きくなりたい! 
ジミーの馬鹿! このオオワタゲムシ!!」


ジミー 「あーもーうるせー!!」

ルイス 「もういいよ、ジミーなんて!」

ジミー 「どっか行けよ、おまえは」

ルイス 「言われなくてもそうするよ! フンだ! 」




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*****


ジミー 「・・・そういや、すっかり聞き忘れたけど」



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ジミー 「このクスリって、効き目切れたりすんのか・・・?」





(おわり)


*****





ルイス成長後イメージの美青年は、3人しか居ない私のマイミクの中の1人(べっべつにマイミクが少ないことなんかなんとも思ってないんだからねっ!)、新さん家のHOUND・アドリアン・レンフィールドさん。
いかにもルイスが憧れそうな、セクスィで麗しいたたずまいなのです。
新さん、お言葉に甘えて写真お借りしました。どうもありがとうございます!


ジミーの変身にしたがって、プロフィールを変更しました。

変身版製作にあたり、開眼・メイクなど、アートディレクションは蜜豆さん@蜜夏月ポケットにお願いしました。構想・相談・製作・お披露目までほぼ1年がかりの製作秘話(?) は後日別記事にて。


| ジミー、大きくなる | 00:45 | comments:4 | trackbacks(-) | TOP↑

COMMENT

>karinoさん

でっかいジミーです。
大ジミーです!

いや、自分でも見返したらなんでソロバンなんだ? と思いましたね。
最初は、100均のおままごとセットについてきた、TFサイズの「ファンタ」缶でぶん殴る予定だったのですが、TFサイズのミニチュアをいろいろ放り込んでる箱を探したのに見つからず、撮影する段になってしかたないのでそのへんにあったソロバンを採用したのでした。

でも今ふと思いついてあたりを見回したのですが、既にそのソロバンも行方不明です。

ま、まさかこの家は、バミューダトライアングルっ?!

(片付けろっての


>Yさま

憧れのクレ厨コメントありがとうございました。
メールしました(笑

| ななつ | 2008/09/10 22:39 | URL | ≫ EDIT

ソロバンが忘れられません。

朝は衝撃を表現するだけで手一杯だったのですが、読み直すにつけ、そのタイミングで登場するソロバンにこそ、いっそうの衝撃が忘れられません(日本語迷宮入りすみません)。だって背景のお洒落な棚に置いてあるようには思えないし(置いてあったのだったらそれはそれで衝撃が(笑))、となると、それはもしやジミーの懐刀…?(爆)三種の神器? 懐にソロバン持ち歩くほど、ソロバンに愛が!?

| karino | 2008/09/06 01:19 | URL | ≫ EDIT

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| | 2008/09/05 18:04 | | ≫ EDIT

うわああ、でっかいジミー!!!!

| karino | 2008/09/05 09:03 | URL | ≫ EDIT















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